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雨の裏庭

掌編未満のSSや思いついたシーンなどを気ままに書き散らしていくためのブログです。

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 すご~く長々と、かつ細々と、いかにプロット通りに書けなかったかを語っております。あとがきというより反省会……と見せかけたただの回顧で、完結したそのままのテンションで書いているのでたぶん相当うるさいです。それでもよろしければ、お付き合いいただけると幸いです。

 第二部冒頭まではだいたいプロット通りでした。問題は2-2-1で魔女が出てきたところですね。この段階では二部までで終わるんじゃないかな、と思っていたのに大幅に伸びました……。
 本当は魔女が城に襲撃をかけるまでフィラは平穏な生活を営んでいるはずだったのです。たまたまピアノを弾きに来ていて巻き込まれ、そのまま決戦に突入するはずだったのでここから2-5-1辺りまでは全部予定外。プロポーズも戦いの中でフィラがリラの力を持っていることが発覚したあと、現状でいう第三部冒頭でになるはずだったんだけど団長が勢いで……(笑)

 第二部がそんな感じだったので第三部ももちろん予定通りに行くはずなどありませんでした(懺悔口調)。まずジュリアンの両親が登場する予定がそもそもなかったので、フィラの行く先も最初から光王庁のどこかの部屋(てきとう)だったところが変更点です。これは考えているうちに婚約者扱いだったらさすがに両親に紹介するよな、と思ったのとジュリアンが軟禁しなければならないなら出来るだけ居心地の良い場所を提供したいとか言い出したからですね。プロットを考えたときの私はそんな親切なこと考えなかった……(ひどい)
 というわけで実家編が入り、その間ジュリアンをユリンにまで封じ込めた政敵がじっとしているわけないと気付いて第三話辺りが入り、あとは勢いで……えらい情熱的なことになった……。あそこまでああなるとは全然思ってませんでした。勢いって怖いデスネ……
 光王庁で予定通りだったのはフィラがジュリアンの目的に気付くことだけでしたね! 気付く過程もあんまり具体的に決めてなかったけどね!(なんか文献調べるとかそんなざっくりした感じだったけどフィラの能力と権限で文献だけからそれ調べるの無理でしたよねー……)
 その後はジュリアンが暗殺されかかったり処刑されかかったりしてうやむやのうちに旅立つ予定だったんだけど色々変更が加わった結果ご覧の通りです。いろいろ投げっぱなしで旅立つことにならなくて良かったよね! 本当にね! つく予定がなかったジュリアンの両親との決着もユリンに戻ってエルマー夫妻にご挨拶も書けて良かった! 本当に良かった! ユリンがああいうところだっていう設定はこの辺で生えたけどそれもまあ……まあ……(遠い目) エルマーさんが元聖騎士だという設定は更新の前々日くらいに思いついたことをここに激白しておきます。
 いや思いついたらすごい美味しい気がしてさ……。ランベール父さんとは絶対立場も性格も合わないだろうし、憧れの歌姫をかっさらっていった男の息子が今度は娘のように可愛がっていたフィラをってなんか(私が)萌えるなって……。

 第四部で一番大きく変わったのは目的地ですね! 当初のプロットでは目的地はランがいた研究塔になるはずでした。そこへ行く理由が思いつかなかったのとビジュアル的にどう考えてもグロス・ディアの方がときめくじゃん!?(私が!)という理由で第三部の途中辺りで急遽変更。その後の旅はドライブインシアターと列車幽霊のイメージしか決めてなかった。違法居住区とレルファールは影も形もありませんでした。イルキス出そうと思ったの確か映画見た後でしたよね……「旅の終わりの空へ」を読み返していて思いついたんだった気がする……。
 そしてレルファールに辿り着いた段階ではちゃんとロサンゼルス・トランスポーテーション通って行くつもりだったのに結局名前だけになってしまったな……。枚数がこれ以上伸びてもアレだと思ったこともあり、イルキスの樹を出しちゃったこともあり、大幅にショートカットしました。グロス・ディアのかなり内陸の方まで一気に移動。リョクの登場予定も全くなかったけど車で移動するわけにはいかんよねって気付いたので荷物持ちとして登場。
 グロス・ディアは元々出す予定がなかったので移動してから設定全部考えてましたね! 中学校の頃に書いた地図とか引っ張り出してきて楽しかった! そして聖都の歯車が直前にやってた乙女ゲーの影響だったりとか行き当たりばったりです。これはひどい……
 で、フィラがカルマに攫われるところは予定通りだったけどリョクがアレだって設定は妖精の森で天魔に襲われるまで考えてなかったし、そう言えばジュリアンの竜化症も身体の方じゃなくて記憶や感情が失われていく方向で考えてたんじゃなかったっけ。何一つ予定通りに進んでいない……どういうことなの……。
 で、最終回でやらかしたのはリラの正体ですね。太陽の神のつもりだったんだけどそういえばサーズウィアの範囲からして太陽には届いてないじゃん!? 誰がどんなに思い入れ持ってても神にならないじゃん!? 月ならギリギリオッケー? って直前で……気付いて……タイトルと上手く合致して良かったですね……本当にね……

 あ、あとキャラ語りもしたい! する!

 フィラは素直な良い子、控えめで優しいけど芯は強い、というヒロインらしいイメージでスタートしたのですが、いきなりヒーローに喧嘩を売りまして……。守られ系ヒロインのはずが結構自分で動いてくれて(カルマと戦うときとかクロウと戦うときとか)、書き上がってみて守られ系……だったか? とちょっと疑問に思っています。基本スペックがフィアと一緒ということで、潜在能力は聖騎士団に入れるくらいあるっていうのもありますね……。ジュリアンと会話しているときが一番生き生きしてて書きやすかった。

 ジュリアンは気付いたらヘタレ理系オタクになっていてあっれ~? と思ったのですが、それはさておき最後まで生存してくれて良かった……。最初のプロットに沿って書いてたらたぶん助けられなかったと思います。死亡フラグがへし折れない……。とにかく何でも基礎と応用と理論と理屈を一通り考える人なので、ジュリアン視点書くの大変だったです……。ランティスさんの苦労が偲ばれます……。そういえば第二部突入した直後はまだ半竜だって設定すらなかったなあ……

 ティナは小動物連れた女の子(ナウシカとか……)に憧れた小学生の私の手によって生み出されたキャラです。

 リサとカイ。本編で何も決着しないまま、リサに殺してくれって言われたカイが鬱々としたまま終わるはずだったのがなぜか勝手に吹っ切れてくれました。この二人のイメージは最後の方の一場面ですね。戦車っぽい壊れた何かの上に背中合わせに座って空を見上げている感じ。

 ランティスさん。体育会系のつもりだったけど、ジュリアンの大学時代の親友と考えたらどう考えても学者肌でした。貴重なツッコミ役、ありがとうございます。

 ダスト姐さん。このお話では決着がつかなかったけど、やっぱり当初予定していたよりは吹っ切れた様子で旅立っていきました。プロットで考えてたときより実際に動かしてみたときの方がみんな強い……。

 レイヴン・クロウは裏切ることは確定してたんですが、|再生されし子等《リジェネレイテッド・チルドレン》の設定は割と直前で考えました(去年の11月12日に「再生されし子等って単語と設定が私の中で爆誕したので何かに使いたい……」とか呟いている)。それまではフォルシウス家に雇われたただの暗殺者のはずだったんです……。

 ヤンは旅の途中でフィラたちと再会する予定だったのをころっと忘れていてですね……思い出したときにはもう会えるタイミングがなかったので、あんな形になって、ついでにルッカも再登場出来たのでそれはそれで良かったかな~と。

 第二部以降に登場した人たちはだいたい予定通り……というか予定がなかったのでもう自由に動いてもらっていたという感じですね! どれくらい予定もへったくれもなかったかは前述の通りです……。

 というわけで、ようやく完結いたしました。連載期間は2005年から2015年の十年間です。ちなみにプロット通り進んでいたところ(第二部第一章まで)の連載期間が2005年から2012年の初め辺りまで、プロットガン無視し始めてから(第二部第二章以降全部)の連載期間が2012年の2月から2015年までです。もう私プロット立てない方が良いんじゃないの!?

 ひどい結論しか出ないことはわかっていたのですが以上で反省会を終わります……。こんなひどいあとがき見たことない!! しかしライフワークで一生付き合うかなあ、と思っていたテンポでしか書けなかったお話がここ数年でとんとんと進み、完結出来たことは本当に嬉しいです。全然プロット通りに進まなくて、主人公たちも特に後半は自分たちの感情と考えで動いていて、お話がどう転がっていくのか自分でも全然予想がつかなくて、まさしく最初の読者は自分という感じでしたが、だからこそ書いていて楽しかったのかな~と。
 こんな行き当たりばったりなので読み返したら矛盾点もいろいろ見つかりそうですが、それも少しずつ直していけたらなあと思います。もし見つけたらぜひぜひ教えてくださいね!

 今後の予定としては時折思いついたら番外編を書きつつ、別世界の長編をいくつか書いてみたいなあと思っています。
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