雨の裏庭

掌編未満のSSや思いついたシーンなどを気ままに書き散らしていくためのブログです。

はじめに

 昨年藍間さんが楽しそうに語るのにつられて製本沼に足を踏み入れましたいわしです。今日はこの一年でいろいろ駆け抜けたような気がする製本に関する悪戦苦闘を記録してみようと思います。

最初の製本

「水妖の滝 月の船」をまず製本しました。事前情報で500円くらいの文庫は手に取りやすいと聞いていたし、自分の実感としてそうだな~というのがあったからです。その話を聞く前はもう一編追加して厚い本にするつもりでした(笑)
 結果としては、入門編として手に取ってくれる方が多いような雰囲気で、良かったかなと思っています。

本文を作る!

 最初の試練は入稿でございます。まず原稿の作り方がさっぱりわからない。どのソフトを使えばいいのかすらわからないので、ツイッターやチャットで製本の先輩方に教えを請いまくりました。
 使ったソフトは「パーソナル編集長」と「一太郎」。このうちパーソナル編集長はDTPソフトで機能も充実していたのですが、残念ながら我が家のパソコンと相性が悪くて、23ページ以降のページを保存してくれないというどうにもならないバグが発生してしまったので諦めました……。
 最終的には一太郎を使ったのですが、これがまたなかなか思うように行かなくて大変でした~。具体的には右ページと左ページが対称にならない問題ですね。
 これは「水妖の滝 月の船」では解決しなくていろいろ無理矢理調整したのですが、最終的にはフォントのベース位置を調整することでどうにかなりました。
 目次とか奥付とか横書きにしたいところはテキストボックスの挿入で何とかしています。

一太郎設定

 一太郎の設定はこんな感じ。

表紙を作る!

 これはもう昔から使っていたフォトショップとイラストレーター頼りです。フォトショップはエレメンツなので比較的新しいけどイラストレーターがかなりアレ。
 この辺はもう、センスも技術もないので省略。どうにか指定された大きさでそれらしい画像を作ります。

入稿データを作る!

 一太郎はセットでPDF化のソフトが入っていたのでそれで作成。ない場合は無料ソフトのCubePDFが使いやすそうです。日本語だし……(超大事)。フォント埋め込みが大事です! ソフトごとに設定出来るみたいですが、出来たPDFのプロパティを見て埋め込んだはずのフォントがリストに出てくればオッケーのはず。
 フォトショップとイラストレーターもデフォルトでPDF化の機能があるのでPDF保存すればなんとか……ただすごく重くなりますが。あと印刷会社によってはRGBじゃなくてCMYKで指定されていることもあるので、その場合はがんばります。フォトショップエレメンツは確か対応してないのでイラストレーターにがんばってもらった記憶があります。うろおぼえ。

入稿!

 最初の製本はちょ古っ都製本工房さんにお願いしました。PDF入稿オッケーで縁ぎりぎりまで印刷しなければトンボとかもつけなくて良いので楽々~! 一冊から印刷頼めるのも助かります……私はまず一冊印刷で試し刷りしてから本番頼んでました。
「水妖の滝 月の船」の表紙はペルーラ! きらっきらです。それにPP加工して、本文は書籍用紙を使いました。

そしてお届け

 このときは製本だけしてイベントに出ることは製本終わってから考えよう状態だったので、自宅にお届けです。しかしここで一つ問題が。受け取った本の半分くらい、印刷がずれているものがあったのです。片方のページが上下に数ミリずれてるくらいで読むことはできたのですが、これは印刷会社さんにお願いして取り替えてもらいました。乱丁分は着払いで受け取ってもらえてすぐ印刷し直してもらえたのでとても助かりました。しかしこれがイベント直前だったらと思うとこわい。はやめの入稿大事ですね……。

水妖の滝

 このとき作った「水妖の滝 月の船」。青が綺麗に印刷されてて嬉しかった!

初めてのイベント参加

 そしてせっかく本が出来たんだからということでイベントにも行ってみることに。最初は委託参加でした。コミティアで藍間さんのところで売り子をしながら委託も一緒にさせてもらったのです。初めてのイベントに自分でサークル参加はなかなか勇気が必要だったので、これは本当に一緒に出させてもらえて良かったと思います。製本前にも何度か売り子させてもらっていたのもあって、おかげさまで緊張せずにすみました!
 初めてのイベント参加なのに委託分完売したりいろんなひとに声をかけていただいたり「真昼の月の物語」への感想のお手紙をいただいたりと、このときはびっくりするほど幸せなことばかりでした。
 これはもう次のイベントも出るしかないと思っちゃいますよね(笑)
 というわけであっさりと「リーニの日記」を製本してまたイベントに出ることを決意。

 その2へ続く……予定。
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